EM珪藻土にはアスベストは含まれておりません!
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ふるさと納税の返礼品や大手ホームセンターのバスマットやコースターなどから
アスベスト(石綿)が検出されたというニュースが増えており、
そもそも珪藻土は安全なのかどうかと
不安に感じていらっしゃる方も多いかと思います。
そんな中、弊社もこんなお問い合わせをいただきました。
「御社のEM珪藻土はアスベストの混入とかは大丈夫でしょうか?」
簡潔にお答えいたしますと、
「EM珪藻土にはもちろん一切含んでおりませんし、
更に、発がん性にも考慮した完全未焼成の珪藻土です!」
1.アスベストは何のために使われたのか?
まず、なぜアスベストを使ったのかというところになりますが、
珪藻土は単体では固まることができず、粉に戻ってしまう性質がございます。
よって、製品化するために固めるための素材が必要になるのです。
そこでアスベストが固める際の補強剤として使われていたようです。
そもそも塗り壁材には同じような強度は求められませんので、
アスベストを使う必要性すらないのですが、
弊社ではどうやって固めているのか?という疑問は生まれますね。
下記のグラフをご覧ください。
弊社のEM珪藻土はこのような比率で製造しております。
珪藻頁岩の含有率は業界トップレベルの58%になるのですが、
固めるため(バインダー)に「消石灰」を配合しております。
消石灰とは自然素材かつ漆喰の主な原料になりますので、
漆喰の殺菌効果なども得ることができ、コロナ禍にもおすすめです!
この、バインダーに何の素材を使用しているかというのも
珪藻土選びのポイントになるかと思いますので、
悩んだ際はお調べいただくことをおすすめいたします。
2.安心安全のEM珪藻土がこだわっている未焼成について
また、安心安全のこだわりのポイントに
弊社のEM珪藻土は「未焼成」という点が挙げられます。
大概のメーカーが不純物を取り除いたり製品を安定化するという目的で
珪藻土の岩石の状態から焼成(焼く事)しているそうです。
しかし、焼いてしまうことで「多孔質」という特長のある珪藻土の穴を
塞いでいってしまうことで調湿性能を下げてしまうだけでなく、
クリストバライトというガラスの針状物質を生成してしまうのです。
このクリストバライトは発がん性の疑いもあるということで、
安全性の高いものを提供したいという思いもあり、未焼成としております。
いかがでしたでしょうか。珪藻土を壁や天井などの内装材としての用途であれば、
実質的な健康被害はないと考えてよいでしょう。
もしそれでも不安を感じられる方は、
安心安全の自然素材100%で完全未焼成の『EM珪藻土』をご採用下さい。
外商課 鈴木
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