固める材料
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投稿日:2013年12月06日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:EM珪藻土の特長
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皆さんこんにちは!外渉課の和田です。
今回は固める材料について記事を書かせてもらいますね!
珪藻土はそれだけでは固まる事が出来ない為、固める材料が必要に成ります。
・食用のり(トウモロコシのでんぷん、マメ科のつなぎ材)
・セルロース(繊維質)
・消石灰
が入っています。いわゆる漆喰の材料です。
その中でも消石灰の生成方法を本日は書いていきますね
消石灰は石灰石からつくられます。
石灰石(炭酸カルシウム) を焼成して
生石灰(酸化カルシウム) にする。そこに少量の水を加えて
消石灰(水酸化カルシウム) にします。
焼成方法にこだわり少量の岩塩と一緒に焼成する事で、800℃の低温焼成しています。
低温でゆっくり焼成する事により粒子が細かくなることを防いでいます。
粒子の大きさは150#~200#で多孔質を妨げません。
他社は高温の為250#~300#なんですよ!
このようにこだわった消石灰が壁に珪藻土と一緒に塗られ、空気中のCO2炭酸ガスを取り入れて
一番初めの炭酸カルシウムと成りしっかりと硬化するんです。
なんか初めの石の成分に戻るのが不思議ですね!
生成過程は料理みたいだしね(笑)
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