EM珪藻土 blog 「珪藻土が「燃えない」理由②多孔質の構造」

珪藻土が「燃えない」理由②多孔質の構造

  • 投稿日:2013年12月11日 投稿者:建材事業部
    カテゴリー:EM珪藻土の特長
  • 前回に引き続き、珪藻土が「燃えない」理由についてご紹介いたします。
    よろしくお願いします!

     

    珪藻土の原料である珪藻、この珪藻の殻には非常にちっちゃ~い穴が無数に空いています。

    img9どれくらい小さいかというと、だいたい1億分の1cm!

    この穴の吸放湿性により、塗り壁材としての珪藻土のさまざまな特性が発揮されるわけですが、
    この穴に入るのは水分だけではありません。

    このたくさんの小さい穴に空気を含むことにより、断熱性能も発揮します。

    空気は、水や金属などよりもはるかに熱を伝えにくい性質を持っています。
    一般的な断熱材が綿状やスポンジ状なのは、空気をより多く含ませるためなんですね。

    珪藻土を塗った壁は熱を伝えにくく、たとえ珪藻土の上から加熱されたとしても、
    下地材の発火温度まで上昇しにくくなります。

    燃えないだけでなく熱も伝えないなんて、なんて頼もしいヤツ・・・!!

     

    前回、今回と2回にわたって、「珪藻土が燃えない理由」をご説明してきましたが、
    まとめると

    ①融点が高く、火が着きにくい
    ②多孔質が断熱性能を発揮し、下地に熱を伝えにくい

    ということなんですね~。スゴイ・タノモシイ!
    このすばらしい性能を公的に証明するために、これからもがんばります!

     

    ではまたノシ
    本山

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