珪藻土が「燃えない」理由①主成分は「ケイ素」
-
投稿日:2013年12月04日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:EM珪藻土の特長
-
今回から2回にわたって、珪藻土が「燃えない」理由についてご説明していきます。
よろしくお願いします!珪藻土は、ご存知のとおり珪藻という植物プランクトンの死骸が、
大昔に海底に大量に堆積し、やがて化石になったものです。
もともと海の底のさらに下にあったものが地殻変動によって隆起し、
陸地の地層の一部になったんですね。それをわれわれ人間がエッサホイサと掘り出して利用しているわけです。
太古からの贈り物なんてロマンですねっ☆ミちなみの珪藻は地球のどこにでも生息しています。今、あなたの隣にも!
彼らは空気中を浮遊して、好みの環境があるとそこで繁殖します。
水槽を掃除せず放置すると緑の藻が生えるのはこのためなんですね。そしてその珪藻は、単細胞生物のくせに外側に硬い殻を持っています。
その主成分が「ケイ素」という物質なんです。
これはガラスの主成分で、水晶やアメジストなどの宝石類もこのケイ素を主成分としています。この物質が非常に熱に強く、1200℃まで熱してようやく溶け始めるくらい!
(ちなみにゴミ焼却炉の温度は800℃程度です)
ですから、ちょっとやそっとじゃ全く燃えないんです。もちろん「EM珪藻土」にはこれ以外の成分も配合していますが、
ご存知の通り自然素材100%のため、たとえ火で炙ったとしても有毒ガスは発生しません。万が一のときにも安心ですねっ☆ミ
次回につづけ!
本山