焼成と含有率
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投稿日:2013年11月30日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:EM珪藻土の特長
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皆さんこんにちは!外渉課の和田です。
前回は稚内産珪藻頁岩についてお話し致しました。
今回はその珪藻土について深くお話しを進めます。
他社の珪藻土は製品の安定性や着色の都合上『焼成』と言って1000℃以上で焼いて、
真っ白な『白色珪藻土』にしています。
珪藻土はその名からも分かるようにガラス質(二酸化ケイ素 sio2)で形成しているので、
1000℃以上で焼成すると、ガラス質が溶けて多孔質を塞いでしまいます。
その結果、調湿能力が無くなってしまうんですよ!!!
その為、調湿力を高める為にゼオライト(乾燥材)等を配合して
誤魔化している商品が多数あります。
当社では珪藻土本来の性能を重視しているので、未焼成にこだわっています。
珪藻土色がクリーム色なので、真っ白は出来ませんが圧倒的な調湿能力が有ります。
また、他社で珪藻土含有が5%なんて会社も有りほとんどボンドなんて商品も有るそうです。
当社は58%含有量を誇っているのも、こだわりのひとつなんですよ!
次回は固める材料についてお話ししますね!
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