EM珪藻土の防カビ性能が他社に比べて高い3つの理由
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こんにちは。
外渉課の荒木恵(けい)です。
本日は、表題にもある通り『EM珪藻土の防カビ性能が他社に比べて高い3つの理由』をお伝え致します。
5月のGWも開けてこれから温度も湿度も高くなる季節。
人にとっては不快に感じられる気候ですが、いわゆるカビと呼ばれる生き物にとって、天国のようなシーズンになります。
皆さんはカビが発育するメカニズムをご存知でしょうか?
カビの発育する条件は、以下の4項目に大別され、1項目でも欠けると発生しません。
①酸素・・・極めて少量でもあれば生育できます。
②栄養分・・・でんぷん、糖分を好むが、それ以外でも大概のものを栄養にできる。ガラスやタイル、コンクリート、鉄、銅、岩なども栄養分として増殖します。接着剤などの化学物質が好物の種類さえ存在します。
③温度・・・25~35℃が最適な温度環境であるが、種類によっては0~45℃の間で発育できます。
④湿度(水分)・・・カビの増殖には相対湿度が80%以上が最適であるが、低湿度でも増殖できるカビもいる。相対湿度50%程度ではカビは増殖しないが、60%になると活動が活発化を始めます。
4項目のうち①~③までは、通常の家庭環境下では防ぎようがないと言えます。防カビ対策としては④の湿度が極めて重要なポイントと言えます。
しかしこれからの梅雨時期に近づくにつれて室内干しや夜の調理や入浴での湿気 結露を抑えるのはなかなか難しいですよね。
そんな時期に大活躍してくれるのがEM珪藻土でありその理由には大きく3つの理由があります。
①圧倒的な調湿効果・・・未焼成の稚内産珪藻頁岩を使用。含有率58%の最高水準です。
調湿する建材には、JISで規格が定められており、1m²当たり70g以上(24時間で)調湿しないと、
調湿建材とはいえないことになっています。
EM珪藻土の調湿性能は、1m²当たり360gです。つまり、JIS規格の5倍以上という圧倒的な調湿性能があります。
②固化材(バインダー)に消石灰を使用・・・吸放湿のための珪藻土の細孔を石灰の粒子が塞ぐことを防止するため、岩塩で挟んで時間をかけてゆっくり焼いた消石灰を使用しています。
・強アルカリ性(pH12.5)による防カビ性、表面硬度、吸放湿性を維持しています。
③焼成ホタテ貝を配合・・・揮発性有機化合物(VOC)の吸着分解機能を高め、優れた殺菌効果を発揮します。
・強アルカリ性(pH12.5)による除菌・抗菌機能 (O-157・大腸菌・黄色ブドウ球菌・白癬菌・レジオネラ菌・水虫菌など)
・化学物質軽減機能・化学物質吸着分解機能(VOCなど)
・防カビ・防虫・防臭機能
EM珪藻土は、純度の高い稚内産珪藻頁岩の含有量を高くし、固化剤に質の高い岩塩焼きの消石灰を使用する事で、珪藻土と漆喰の双方のメリットを活かし、吸放湿性能が高く、カビも生えにくい内装塗り壁材となっております。
梅雨時期などのカビ対策には是非ともEM珪藻土をご検討下さい!
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