EM珪藻土 blog 「珪藻土とインフルエンザ?」

珪藻土とインフルエンザ?

  • こんにちは!

    OK-DEPOT の 中川 恭輔 です。

    昨日に引き続き、珪藻土とインフルエンザについて書かせて頂きます。

    前回お話させて頂いた通り、予防対策のキーワードは「調湿効果」です!

    しかし。。。
    冬は乾燥してますよね?
    調湿できるのか???

    下記は弊社にお客さまより良くあるご質問です。

    【ご質問】
    吸放湿量について、EM珪藻土は360g/?と紹介されています。
    一方、珪藻土を扱う他社のネット上の書き物には、
    これが250g/?を超えると「過乾燥になってしまう」と書いてあります。
    この点はどうなのでしょうか。乾燥のし過ぎは避けたい身です。

    【ご回答】
    珪藻土は湿度が高い状態の時には、吸湿し湿度を下げ、
    湿度が低い状態の時には、放湿し湿度を上げる機能があると言われており、
    湿度が低い状態の時に更に湿度を吸湿していくという事はなく、
    また、吸放湿量が多いと通常の珪藻土の機能と逆転現象が起きるという事はありません。
    珪藻土が吸湿するか、放湿するかは、珪藻土自体の吸放湿量ではなく、
    その時点の相対湿度(空気中に含まれる水分量)によって、
    どちらの機能が働くかという事になります。

    だめじゃ~ん。。。
    湿度が低いと調湿できないじゃ~ん。。。

    大丈夫です!(笑)

    そんな時は???

    お勧めは、 石油ストーブなどに、ヤカンに水を入れて、乗せておくことです。
    細かい水蒸気により、部屋の湿度をあげるとともに、珪藻土が湿度を吸い、
    朝一番でつけたストーブを三時間程度で消しても、ある程度湿度が持続して下がりにくくなります。
    壁の珪藻土があたたかい水蒸気を吸う事で、壁が蓄熱する事により、
    輻射熱(ふくしゃねつ)の効果で部屋もあたたかさが持続します。

    霧吹きなどで、壁へ直接噴霧する事も一つの方法ですが、局所的に噴霧しすぎると、
    裏の下地ボードを痛める場合もあるので、注意が必要です。
    また、霧吹きの種類では、できうる限り細かい粒子が出る物が良いと思います。

    珪藻土の種類によっては、吸湿効果が低い物や、吸湿はするが放湿効果が低い物もあり、
    調湿をきちんとしてくれない珪藻土もあるので注意が必要です。
    その様な珪藻土の場合、あたためられた部屋で湿度をあげていった場合、
    カビが発生する場合もあるので、しばらくは経過を見守り、様子を見る必要があります。
    カビが生えやすい場所は、一概に噴霧した場所だけでなく、冷蔵庫や食器棚の後ろなど、
    空気の循環が悪い所などに湿度が回り込む事などもありますので、ご注意下さい。

    尚、EM珪藻土はアルカリ性なので、他社の珪藻土と比較した場合、カビは生えにくくなっています。

    安心してください。調湿できますから(笑)

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