珪藻土と室内を暖めるエネルギーのお話(エアコン)
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投稿日:2016年02月29日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:珪藻土の効果
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こんにちは
外渉課のフセヒロシです。
今日は湿度とエネルギーの関係についてのお話です。
お部屋の室温とは別に体感温度を快適にすることが最も重要です。
室温と体感温度が違う?
例えば、室温が25℃にも関わらず寒いと感じることがありませんか?
これは体感温度が低いから寒いと感じるのです。
エアコンでいくら室温を暖めても体感温度が低ければ寒いと身体は感じます。
エアコンで室温を高める際に、暖められた空気(蒸気)が次々に熱伝導を行い、
やがて人間の皮膚へと到達します。
皮膚へ届いた熱エネルギーを取り込むことで暖かいと感じることができるわけです。
ところが、この熱の運び手となる蒸気(水分)が少ないと熱伝導が起こりにくく、
暖かさを感じにくくなります。
蒸気(水分)は簡単に説明すると【湿度】と言えます。
エアコンで室内を暖めるだけでは室内の湿度はあまり変わりません。
エアコンは室内の空気を循環させているだけなので、
相対湿度が低い空気を温めても湿度は低いままで、乾燥を感じてしまうんです。
それでは湿度を上げれば良いということになりますが、
湿度を上げるには下記のような方法があります。
?蒸気で加湿する
例えば、やかんでお湯を沸かした時のように蒸気で加湿する方法です。
?細かい水の粒子で加湿
例えば、霧吹きで空気中に加湿する方法です。
?気化式加湿
例えば、室内で洗濯物を干して加湿する方法です。
このように加湿する方法はあるのですが、いずれの方法も水(液体)をこまかな粒子や気化させる必要があります。
蒸気の方法では加湿するために大きなエネルギーを必要とします。
ここで珪藻土のご紹介です。
やっとの登場です。。。
珪藻土を壁面に使用することでお部屋での湿度を40~60%で保とうとする性質があり、
湿度のコントロールを自動的に、しかも光熱費ゼロで行ってくれるのです!
もちろん珪藻土にあらかじめ湿気を与えてあげることも必要ですが、
あとはコントロールしてくれます。
エアコンの効きが良い!!と珪藻土を施工いただいたお客様からよくお声をいただきますが、
それは湿度と深い関係があるからなのです。
消費するエネルギーが少ないというのは、エアコンの効き目が断然向上するという理由からです。
無駄にエネルギーを消費することなく、効率的に湿度をコントロールする。
こういったことも珪藻土や自然素材を使用することで得られる効果です!
LDKのようなキッチンとつながったお部屋であればおそらく加湿は不要でしょう。
そのくらい調湿してくれますよ!
湿度は気密性も関係性が深いので断熱と併せてお考えいただくとより効果は高まります。
詳細はお気軽にOK-DEPOTまでお問い合わせくださいませ!
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