EM珪藻土はクロスの上からも施工できます
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EM珪藻土はクロスの上からも施工できる珪藻土です。
リフォームの際でも活躍しますので、そのポイントを押さえれば
施工も安心です。
ポイント①
下地処理は念入りに。
特に下地となるクロスが浮いてしまうと
仕上げのEM珪藻土もそのまま浮いて剥がれてしまうことになります。
クロスの浮きが無いようチェックし
タッカー処理・割れの処理を徹底します。
新しく貼り直したクロスや新築でのクロスへの上塗りの場合もよくあります。
その場合も施工不良や剥がれる恐れが無いかよく確認します。
ポイント②
古いクロスはできるだけ剥がした方が良いです。
接着が弱まっていたり、灰汁(アク)が出る恐れがあり
仕上がりに影響することが多いです。
LBSに貼りかえて施工することが望ましいですが
それが難しい場合はしっかり下地処理し
アク止めやシーラー処理を念入りに行います。
アク止めやシーラー処理をすることで接着力を高めたり
下地の影響を受けにくくします。
ポイント③
機能性クロスは基本的に施工は難しいです。
機能性クロスというのは、
・防汚機能が付いたクロス
・撥水機能が付いたクロス
・コーティングクロス
一般的にはこういったクロスであることが多いです。
表面に特殊な加工が施されており、その加工が上塗りする際には
障壁となります。
ポイント④
クロスの汚れはできるだけ取り除く。
中性洗剤や消しゴム、水拭きなどでクロスの表面の汚れは
できるだけ取り除きましょう。
場合によってはシーラー処理しても
クロスの汚れを拾ったり、カビの原因となってしまうこともあります。
下地処理は仕上げた後からはいじれないので
できるだけ入念にチェックしておきましょう。
以上のことをしっかり守り、
施工マニュアルも良く読んだ上で
EM珪藻土を仕上げていけば安心です。
こちらは量販のビニールクロスの上に施工した事例です。
施工直後でまだ乾燥しきっていないですが
施工方法を守れば塗ることができます。
クロスの上から施工しても
EM珪藻土の機能は発揮できるので
リフォームで珪藻土をお考えの方は一度ご相談ください。
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建材事業部 フセヒロシ
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