【EM珪藻土】稚内層珪藻頁岩にEM(有用微生物群)を配合した、安全性や健康を考えた未焼成・自然素材100%珪藻土

EM珪藻土の特長|アスベストは一切含んでおりません

自然素材100%|珪藻土本来の効果を活かすために自然素材を厳選して配合。配合比率を徹底的に研究しました。
珪藻土バスマットに「アスベスト」が混入されていることが発覚し、回収騒ぎにまで発展してしまっています。
珪藻土自体にアスベストが含まれてしまっているような誤解を招く印象があり、珪藻土自体に不安感を抱いている方も少なくないような気がしています。

弊社のEM珪藻土についても「アスベストの混入はないか?」というお問い合わせもいただくようになりました。

簡潔に回答すると、
「EM珪藻土にアスベストは一切含まれておりません。」
また、
「発がん性やその他の健康に与える影響は認められない安全な珪藻土です。」

動画【珪藻土の安全性】

<珪藻土自体にアスベストは含まれていません>
あたかも珪藻土バスマットの「珪藻土」にアスベストが含まれていると思われてしまう方もいるようですが、「珪藻土」自体にはアスベストは含まれていません。
珪藻土は植物性プランクトンである「珪藻」が化石化したものであり、自然に存在する鉱物であり、日本各地に産地があるように、どこにでも存在する鉱物の一つなのです。
<アスベストがバスマットに使用される背景>
強化材・補強材としてアスベストを利用
理由)珪藻土はその性質から、珪藻土自体で固まる性質を持っていません。
バスマットとして使用する場合、内装材として使用するよりも耐久性や硬度が必要になります。場合によっては、1日に何人も乗り降りし、体重がかかった状態で踏むわけですから、簡単に削れたり、割れたりしてしまっては困るわけです。
そこでその補強として使用されたのがアスベストだったのではないかと推測されます。(アスベストを積極利用したのではなく、結果的に混入した材料を使用してしまったと解釈したほうが良いかもしれません)
<EM珪藻土が使用している補強材や固化材について>

1.EM珪藻土のつなぎ材(補強材)は?

一般的に塗り壁材(左官材)を自然素材で構成する場合、割れたりしないよう強度を高めるためにつなぎ材を使用します。
EM珪藻土でつなぎ材として使用しているのは「スサ」ですが、その「スサ」は麻スサやバージンパルプなどで、もちろんアスベストは一切混入しておりません。
※バージンパルプ:古紙などを再生したものではなく、木材を材料にして製造した新しいパルプ

2.EM珪藻土は固化材に「消石灰」を利用

EM珪藻土がどんな材料を使用して固めているかというと、「消石灰」を利用しています。
「消石灰」は漆喰の主原料となっている自然素材です。
「消石灰」は二酸化炭素を吸収し、もとの石灰石に戻ろうとする性質があります。
使用するにつれどんどん固まる性質があり、強アルカリでもあるため殺菌・抗菌効果もあり、珪藻土の調湿性能を邪魔しないことから弊社のEM珪藻土は固化材に「消石灰」を使用しています。
<「発がん性」が気になる方に読んでいただきたい>

1.結晶性シリカか非結晶性シリカか

珪藻土にはシリカ(SiO2)が含まれています。
シリカとは二酸化珪素(SiO2)のことですが、シリカは、結晶性シリカないしは非結晶性シリカとして、自然界に最も多く存在する(地殻の平均組成の約55%)鉱物であり、ごく普通に存在するものです。
天然の結晶性シリカはその大部分が石英で構成され、硅砂や砂、花崗岩(真砂土)、頁岩、水晶などの鉱物に含まれています。
また海岸の砂浜や公園の砂場、ゴルフ場のバンカーなど身近なところにも存在し、通常大気中にも塵として微量ながら漂っています。
珪藻土は植物性プランクトンである珪藻が化石化したものであり、化石化することでケイ酸質の殻だけが残るため、
天然の状態では、非結晶シリカが主成分(90%以上)となっています。

2.発がん性の分類

グループ1 ヒトに対して発がん性を示す(※1)
グループ2A ヒトに対して恐らく発がん性を示す
グループ2B ヒトに対して発がん性が示す可能性がある
グループ3 ヒトに対する発がん性について分類できない
グループ4 ヒトに対しておそらく発がん性を示さない

IARCは、珪藻土自体は非結晶シリカの中の一つとして、グループ3に分類しています。
珪藻土製品を大別すると、未焼成品、焼成品、融剤焼成品があり、このうち焼成品及び融剤焼成品は高温で熱し製造しています。
珪藻土を高温で熱すると、「非結晶シリカ」の一部が結晶化しで針のように鋭く尖った形状(クリストバライト)に変化する針状結晶化現象がおこります。
この結晶性クリストバライトは、IARCの評価では発がん性物質(グループ1)とみなされています。

※IARC(International Agency for Research on Cancer、国際がん研究機関)

3.クリストバライトはどの程度危険なのか

一般的な珪藻土製品は、製品化の工程で焼成処理をすることでシリカが針状結晶化し、発がん性物質との評価を受けているクリストバライトが生成されることから、その健康リスクが問題視されています。
ただしこれは、職業的に長期間高濃度の粉塵を吸入する場合に限定されています
このような環境ではじん肺にかかりやすくなり、肺がんを併発する可能性が高まるという意味になります。
結晶性シリカが健康へ与える影響については、珪藻土メーカーや砕石業等の原料加工業者の作業環境下での範囲内であるとの認識です。
したがって、焼成処理した珪藻土でも住宅の壁材としての用途であれば、実質的な健康被害はないとの認識が一般的です。

4.安心の未焼成である「EM珪藻土」

住宅の壁材に使用する用途では健康被害にはつながらないと考えるのが一般的だと先ほどご紹介しました。
ただ、EM珪藻土はそこで満足することなく、より安全・安心を求めています。
焼成することで上記のような危険性が発生するのであればそもそも焼成しない「未焼成」の珪藻土を使用することが最も安全だと考えています。 未焼成の珪藻土(珪藻頁岩)を使用できるものは産地が限られており、さらに珪藻土そもそもの調湿の性能から、EM珪藻土は稚内産の珪藻頁岩を使用しています。
◆EM珪藻土の配合素材は公開しています
EM珪藻土に含まれる配合素材については全て公開しています。
もちろん、安心の国産製造。
より安心して珪藻土を使うならば、EM珪藻土をご検討ください。
EM珪藻土配合表(%)

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