EM珪藻土 だから、未焼成にこだわる。
-
こんにちは!外渉課の薄田です。
本日は、EM珪藻土の「未焼成」へのこだわりについてお伝えいたします。
EM珪藻土はこだわりの「未焼成」
珪藻土は、大概どこのメーカーにおいて、珪藻土の岩石の状態から焼成(焼く事)しています。
不純物を取り除いたり、製品を安定化を目的としていますが、
EM珪藻土の主成分である二酸化ケイ素がガラスになってしまいます。
二酸化ケイ素(Sio2)を高温で焼成していくと、調湿効果のないガラスになります。
珪藻土を焼成していくという事は、最大の特徴である珪藻土の「多孔質」の穴を塞ぐ事になり、
吸放湿機能を失ってしまいます。
多くの珪藻土メーカーは、800度から1200度で焼成を掛けているそうですが、
焼成をかける温度が800度を超えたあたりから徐々に調湿効果が落ちていき、
1100度でほぼ調湿効果がなくなってしまうというデータも出ています。
EM珪藻土は未焼成であり、
一般的な珪藻土の約3倍の吸放出性能のある北海道・稚内層珪藻頁岩を使用しており、
自然素材の珪藻土の特長を最大限に生かして、業界トップレベルの吸放湿性能を有しています。
- 前の記事へ 「【EM珪藻土採用実例】中国上海別荘地|内装|ワイン貯蔵庫」
- 次の記事へ 「passiv material勉強会~珪藻土塗り壁~」