EM珪藻土の防カビ試験結果報告
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投稿日:2017年07月24日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:珪藻土の効果
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こんばんは。
OK-DEPOT 受注購買課の上野正裕です。
塗り壁材の珪藻土が湿気を過分に含み、カビが生えてしまったという話はよく耳にします。
しかし、珪藻土は藻の化石が堆積してできたものなので、もともとカビが生えにくい物質。
では、なぜ珪藻土の塗り壁にカビが繁殖してしまうのでしょう?
それは、バインダー(固化材)に使用されている合成樹脂などの接着剤が、カビの温床になってしまうためです。
【珪藻土に生えたカビ】
しかし、OK-DEPOTのオリジナル建材、LOHAS materialシリーズの『EM珪藻土』『EM珪藻土フラット』は、バインダーに消石灰を使用しております。
さらに、強いアルカリ性で殺菌効果を持つ焼成ホタテ貝を配合することにより、強アルカリ(pH12.5前後)となっているため、カビの繁殖しづらい塗り壁材であると言えます。
※カビの育成可能領域はpH2~8.5
では、それがいったいどのくらいの防カビ性能を持っているのか?
試してみたくなり、この度の試験を行うこととなりました!
試験方法は、日本工業規格(JIS)のJIS Z 2911:2010。
国が定めた国家規格での試験です。
その試験の結果は、下記の3に分類されます。
0:試料又は試験片の接種した部分に菌糸の発育が認められない。
1:試料又は試料片の接種した部分に認められる菌糸の発育部分の面積は全面積の1/3 を超えない。
2:試料又は試料片の接種した部分に認められる菌糸の発育部分の面積は全面積の1/3 を超える。そして気になるその結果は、、、、
『0:試料又は試験片の接種した部分に菌糸の発育が認められない。』という、優秀な試験結果となりました!
つまり、『EM珪藻土はカビに強い!』ということが証明された事になります!
※壁のパターンなどにより、ホコリなどの汚れが溜まりやすい場所がでます。
EM珪藻土は非常にカビが発生しづらいのですが、その溜まったホコリを養分にカビが発生する場合があります。
長く綺麗な状態を保つためにも、ハタキなどで定期的に壁面のホコリを取り除くなど、定期的なお手入れが必要です。
カビの胞子は小さいので目で見ることができず、それを知らない間に吸いこんでしまっています。
健康な状態であれば身体が繁殖を防いでくれますが、赤ちゃんや高齢者、また病気などで抵抗力が落ちている人は繁殖を防ぐことができず、カビによって病気が引き起こされる場合があります。
カビが原因の病気は、意外とたくさんあり、ガンの原因の一つとも言われています。
さらに、カビが原因と思われる病気はまだ増えているそうです。
ご自宅の壁に珪藻土をとお考えの方は、是非『EM珪藻土』をご検討してみてはいかがでしょうか?
詳しくは、こちらのホームページを御覧ください。
カビに強いだけではない、EM珪藻土の魅力が盛りだくさんです!
それではまた。
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