出隅のR加工
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どちらかといえば職人様向け、業者様向けという少し
専門的な内容になってしまうのですが、お施主様でも
「こんな仕上げにしたい!」と気付かれるかたもいらっしゃると
思うので、思い切ってご紹介します。
出隅、つまり仕上げの角(凸部)に当たる部分を
R加工(丸みを帯びる)させるための施工部材についてです。
R加工された出隅
塗り壁でないと施工することが難しく、また、塗り壁の良さが
活きる、珪藻土や漆喰に非常に多い特徴的なデザインです。
少し例を挙げてみましょう。
★光の導線を効果的に
ガラスブロックとの組み合わせです。
光の入り方や光の当たり方がマイルドになるので塗り壁も
やや優しい雰囲気を帯びます。
施工部材は?
壁面の下地材は通常、石膏ボードです。
この石膏ボードは曲げたり角度を付けたりすることは基本的にできません。
石膏が折れてしまうのです。
ということで、専門の部材を使うことが大事です。
石膏ボードの出隅に専用部材を取り付け
綺麗にRが出るように、割れたりしないよう下地を作っておきます。
テープが付いているので施工も簡単、
動いてしまう心配もありません。
ちょっとしたことですが、R加工された出隅の壁は
お部屋の印象を変えるワンポイントです。
検討してみると楽しいかもしれません!
建材事業部 外渉課 フセヒロシ
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