なぜ数多くある珪藻頁岩の中で『稚内珪藻頁岩』を使用するの??
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投稿日:2023年10月27日 投稿者:外商一課
カテゴリー:雑記
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こんにちは!
暑い夏が終わったかと思えば急に秋模様になり、
花粉が飛び始め一度くしゃみをすると止まらなくなっている内山です(笑)
最近は花粉に加えて乾燥もしてきましたね~
私は乾燥肌なので唇が良く割れてしまいます、、、
さて世間話はこんなところにしておいて、
これから時期、『乾燥』が気になる方は多いんじゃないでしょうか??
そこで調湿建材の『EM珪藻土』のご紹介になります!
本日は『EM珪藻土』の材料に使用している、
『稚内産珪藻頁岩』についてご紹介をしようと思います。
ご存じの方も多いかとは思いますが、
珪藻土の主成分は『珪藻頁岩』というものを使用しております。
珪藻土の原料である珪藻頁岩は日本中に分布しておりまして、
主に、秋田・石川・岡山・大分・鹿児島等が産地として挙げられます。
その中でも弊社は北海道産の『稚内層珪質頁岩』を主成分とした『EM珪藻土』を製造しております。
まず前提として、珪藻頁岩は一見は石のような化石のような見た目をしていますが、拡大をすると数多くの穴を持っております。
→拡大→
この数多くの穴をもつ珪藻土が呼吸をする際に吸放湿をしてくれるので、調湿という効果が生まれるということです!
では、なぜ日本中に産地があるなかで『稚内産』を使用するか。
というと『性能値がずば抜けて高い。』からです。
一体何の性能値が高いの?と疑問を持たれる方がいると思いますが、
下記グラフをご覧ください。
こちらは産地別の『吸放湿機能』を産地別に比較をしたグラフになります。
『稚内産珪藻頁岩』は他の産地の珪藻頁岩と比べて100㎡/gと約4倍の比表面積を有しており、
細孔面積は約5倍有しております。
以上のことから他の産地の珪藻頁岩ではなく、
圧倒的な吸放湿率を誇っている『稚内産珪藻頁岩』を使用しております。
結果的に他のメーカーと比べて約4倍もの調湿能力を持っているのが、
『EM珪藻土』でございます。
ということで『なぜ稚内珪藻頁岩を使用するの??』のご紹介でした。
その他、EM珪藻土の特徴はこちらから
商品に関するお問い合わせはこちらから
https://em-k.jp/blog/form1?refererurl=https://em-k.jp/tokucho.html
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