珪藻土と埃の関係~メンテナンス~
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こんにちは。
外渉課のフセヒロシです。
意外と知られていない珪藻土と埃の関係。
珪藻土も壁紙(クロス)と同じように埃が付着してしまう、
でも拭き掃除ができない・・・なんて
思っていらっしゃいませんか??
EM珪藻土はメンテナンスが非常に楽なんです。
その理由をご説明しましょう。
実例
EM珪藻土とクロスを施工してから約8年経過した状況を見てみましょう。
こちら
天井のダウンライトがある通り、EM珪藻土は天井へ施工されています。
(EM珪藻土フラット施工)
もう少し近づいてみましょう。
壁面(梁面)には埃がびっしりくっついているのがわかります。
天井はもともと埃は付きにくいですが、これだけ壁面に埃が
付着していれば天井面にもある程度の埃が付着するのは想像できるのではないでしょうか。
ですが、まったくと言っていいほど付着が見られません。
埃が付着しない秘密
上記の事例のようにEM珪藻土に埃が付着しない理由は何でしょうか?
壁紙(クロス)と材質が違うから?
凸凹が壁紙と違う?
EM珪藻土が埃を付着しにくい理由は「帯電しない」という性質からです。
電気を帯びない=帯電しないので埃を寄せ付けにくいのです。
帯電しない理由
EM珪藻土が帯電しない理由を説明します。
石油由来の壁紙(主にビニールクロス)は静電気(電子)を帯びています。
微量なので、触ったりするだけではわかりません。
埃も帯電しているので、お互いが引き寄せられて付着してしまうわけです。
EM珪藻土は帯電しません。
なぜなら石油由来の成分は一切入っていないからです。
無機の材料を使用しており、静電気すら帯びていないのです。
上記理解していただけましたか?
埃などの細かなゴミ類は引き寄せませんが、風などの影響で
天井や壁面に押さえこまれ、EM珪藻土の凹凸部分に入り込んでしまうことは
ありますが、また風が吹けば飛んでしまったりする程度です。
埃への対応方法(メンテナンス方法)
拭き掃除は難しいので、はたきなどで表面を叩いてあげましょう。
軽くで大丈夫です。
風やほんの軽い微振動を与えてあげることで
EM珪藻土の表面の埃は取れていきます。
表面は乾いている方が効果が高いので
ムシムシする日(湿度の高い日)は少し取れにくいかもしれませんが
乾いた日であれば簡単にメンテナンスすることができますよ。
次回は今回の実例でほんの少し確認できるカビとの関係を書いてみたいと思います。
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