白華現象とは|塗り壁施工時の注意点②
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前回、白華現象防止策として、練り上げ時の注意点をご紹介しました。
まだご覧頂いていない方は以下リンクよりご覧ください。
さて、今回は施工中や施工後の現場管理についてご紹介いたします。
塗り壁の冬期施工時の注意点
施工中、施工後管理時
①施工時の室温を15℃~20℃に保つ
順調な乾燥には15℃以上の室内温度が最適です。
特に1日の中で室内の最低温度が5℃以下になる場合は乾燥が遅くなり、白華の危険性があります。②施工後も室温を15℃以上に保つ
施工後にある程度室内の除湿ができたら、開口部を市販のエア緩衝材で養生して翌日まで室内の温度ができる だけ下がらないようにしてください。養生後も、昼夜を通して除湿器をかけておくのが望ましいでしょう。③湿気の発生しない機器類で採暖する
石油燃料を避け、エアコン・オイルヒーターなどで採暖しましょう。④乾燥を促進させる(除湿)
換気や扇風機で風を撹拌したり、除湿器を併用すると、乾燥を促しましょう。白華対策は今回述べたように冬期施工時の注意点を遵守する事で抑制することが可能です。
無意識に感覚で行うと白華発生の可能性が高まりますので、くれぐれもご留意ください。
その他、EM漆喰の施工に関するお問合せは以下リンクからご確認ください。
https://em-shikkui.jp/qa/qa.html#faq3OK-DEPOT 荒木
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