珪藻土の元は?
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投稿日:2015年02月09日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:雑記
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こんにちは。開発課の石川です。
先日、元素図鑑なるものをテレビで見ました。目に見ない元素を可視化した図鑑とのことです。すごくおしゃれな図鑑なので興味のある方は→元素図鑑
元素にちょっと興味がでたので、珪藻土が何でできているのか考えてみました。
ウィキペディアで調べてみると珪藻土はdiatomite、diatomaceous earthともいって、藻類の一種である珪藻の殻の化石の堆積物とのことです。そして珪藻の殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできいて、珪藻土の主成分もこれです。
Siはケイ素で珪素と書いたりもするそうです。原子番号14の元素で「珪素」「硅素」「シリコン」とも表記・呼称され、地球の主要な構成元素のひとつとのことです。
珪素が元で、藻類の化石が堆積したものなので珪藻土と呼ばれるようになったんだろうなと密かに思いました。
ケイ素の酸化物が二酸化ケイ素(SiO2)で地殻を形成する重要な物質になります。私たちが住んでいるこの地球を形成する重要な物質の一つなんですって。なんだか珪藻土の元の話から、地球規模の話になってきましたね(汗)
珪藻土は塗り壁材のほか、七輪、コンロ、耐火断熱レンガなどに利用され、耐熱性や多孔質な性質を売りにしています。
一方、同じSiO2からできるもので石英があります。これは二酸化ケイ素が結晶してできた鉱物で、透明度が高いものが水晶になります。元が同じでもずいぶん違いますね。びっくりです。
みなさんも、身の回りのものが何でできているかちょっと調べてみると面白いかもしれませんよ。
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