EM珪藻土のデザイン力
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EM珪藻土は稚内産の珪藻頁岩を
58%含む珪藻土です。
珪藻土の多孔質を活かすため
骨材をあえて小さくしすぎず
仕上げの際にザラザラとして表面になるように設計されています。
この骨材のザラザラ感を活かさない手はありません。
あえてこのザラザラ感を活用した事例を紹介します。
陰影を活かす
これは以前に私のブログでも紹介した例になります。
そのブログはこちら
表面のザラザラをあえて全面に出し
照明効果で際立たせる手法です。
照明計画の段階で珪藻土仕上げまで想定した設計ですね。
EM珪藻土の骨材を活かした好例です。
こちらも絶妙な陰影をもたらしています。
階段のニッチの照明計画もよく考えられていますね。
光を乱反射させる
壁面や天井の表面に凹凸があることで光の反射をランダムにする効果です。
太陽光を非常に取り入れている事例ですが
光がEM珪藻土に当たり
反射がランダムな方向になるため
明るいのに眩しくなりにくいという効果があります。
これは特に天井が有効な例です。
パターンを強調させる
これは左官屋さんの腕によるところでもあるのですが
こういったパターンを熟知し、提案できるかもポイントです。
和のデザインに合う
「櫛引」(くしびき)のパターンです。
骨材がある程度大きいからパターンも強調されます。
左の壁面に「スパニッシュ」と呼ばれる
線のアクセントが強い独特なパターンの例です。
魅せる壁になる好例です。
このようにEM珪藻土の骨材を活かして
壁面をアートにすることができると思っています。
活かし方やデザインはあなた次第ですし
様々なパターンを試してみるのも面白いかもしれません。
パターンによってはコストが変わってしまうこともありますが
思い切ったデザインをEM珪藻土で愉しんでみてはいかがでしょうか。
EM珪藻土の商品はこちら
骨材を抑えたEM珪藻土フラットもご用意しています
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